メキシコ
2003年3月メキシコを訪れた。丁度ジャガランダの紫の花が満開だった。今は平和なこの国も歴史を紐解くと西欧人の独善的野蛮性が見えてくる。
スペイン人達はこの国の金銀を略奪するためにどれだけの人を殺してきたか。今は口をぬぐって何も言わないのだが。
展示物の中でも圧巻は石で作った暦だ。現代の暦と殆ど誤差がないそうだ。

最後の文明アステカ時代、スペイン人はたった581人でアステカを絶滅させた。まず農耕民族であるアステカ帝国に対し、近隣の狩猟民族に近代武器を与えて攻撃させた。男という男は老人赤子を問わず全部殺させた。次に狩猟民族のリーダー格の全ての人々を論功行賞と称してスペインへ連れ出してスペインで全部殺した。騙まし討ちだ。次に弱体化した狩猟民族の男をこれまた皆殺しにした。残った女たちには強引にスペイン人の子供を産ませた。これによりわずか数十年で”民族の改造”が出来た。メキシコとは”混血センター”という意味だそうだ。
一部山間部へ逃げ込んで残ったインディオたちは今でも徹底的にスペイン人を恐れ嫌っている。しかし大半の”混血”達は複雑だ。スペイン人の仕業は許せないが、自分自身もそのスペイン人の末裔でもあるから。住民の口封じにも成功しているのだ。

すでに発掘されたものはここに博物館を作って展示してある。
メキシコシティーの中心にある独立記念塔。
メキシコシティーには元々テンプルマヨールというピラミッドのような寺院があった。スペイン人はこれを打ち壊しその上にゴシック調のカトリック寺院や役所を建てた。今もその遺跡の片鱗が見える。
従って現存の建物を壊せばもっとアステカの文化遺跡が発掘できるはずだ。