ミャンマー

2015年11月ミャンマーを観光した。乾季で一年で一番過ごしやすい季節といわれるが、暑かった。丁度選挙でアウンサン・スーチー氏の党が勝利し長い軍事政権が終わり民主化が進められようとしたところであった。

ヤンゴン

巨大な寝釈迦様が祀られている。20世紀初頭に建てられた新しい寺院。現在の像は1960年に改装され、女性的な美しいお顔である。どんな大きさにするか、どんな表情にするか等は寄進者が勝手に決めるらしく、再建の度に変わるのだそうだ。この国はどこのお寺に入るのもはだしでなければならない。その代り帽子をかぶっているのは問題ない。

この国は異常とも思えるほどの仏教国であり、いたるところに仏塔やお寺があり僧侶の姿も非常に多い。観光資源といえばほぼ全部が、仏教関係と思ってもよい。一部の都市部では非常に車の渋滞が多く、人口密度も高そうだが、その他ではまだまだ未開の地であった。
総人口も統計をとるたびに10%以上の差がありはっきりしていない。おおよそ5千万強といわれるが、そのうち60%がビルマ族であり、その他は130もの少数民族が割拠している。子供の就学率が低く寺子屋のようなものも含めても小学校で80%程度、中学以上になれば20%程度ではないかと云われている。それほど統計もはっきりしていない。失業率に至っては全く分かっていないが、気候に恵まれ作物はよく育つので日々なんとなく食えるようだ。就業者と失業者の区別もはっきりしないのだ。少数民族間の争いも少なくないようだ。

チャウダッジー・パゴダ

まつ毛も長く作られている。

足の裏にも何か細かく描かれている。仏様の下にある地上の108の事象を表しているそうだ。

この国では仏塔に八角形の祭壇がある。八曜という習慣があり、人には生まれたとき生年月日による曜日が与えられる。日月火水目金土であるが水曜日だけ何故か午前と午後があり合計八曜となる。夫々に象や虎、もぐらなどの動物が決まっていて自分の動物のところでお祈りをする。ちょっと首をかしげたくなるが、習慣だから仕様がない。

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腹部の前あたりで熱心にお祈りしている人が多数。この国の人々の祈る姿はどこでも時間かけて非常に丁寧である。

寝仏様の周囲にはいろいろな仏像が祀られているが、この国の習慣なのかギラギラ飾ってあることが多い。仏様の光背はLED電飾でまぶしい。これも最近の寄進なのだろう。荘厳さとかわびさびなどは全くない。どんどん派手に更新してゆくので世界遺産にはならないのだ。