ブラジル・リオデジャネイロ

2013年9月イグアスの滝を観光する途中リオデジャネイロに立ち寄り2日間の駆け足観光をした。駆け足といってもこの街には歴史的な遺跡や建造物は多くはなく、有名なところは大体見ることができた。この街の観光はカーニバルでもない限り、ビーチを中心とした滞在型がいいのだろう。

頂上には何もないが眺望は素晴らしい。有名なコパカバーナ海岸や、超高級邸宅の地域を見ることができる。この海岸は美しく観光客も多いが、犯罪の多いことでも有名だそうだ。

脇にある三角錐の様な物は鐘楼だ。上から下へとだんだん大きな鐘が吊るされるそうだがいまは一つだけしかない。得意の「そのうちつけるさ」だろうか。

この街に限らず南米の都会(というより旧ヨーロッパの植民地)はヨーロッパ型の貴族社会と原住民とアフリカ系或いはそれらの混血民族が中心の貧困層が混在した極端な格差社会だ。経済的に急成長したブラジルもこのところ停滞気味でインフレと失業の国になりつつある。多くの貧困層と相俟って犯罪も多く我々外国人には油断のできない街でもある。交通渋滞も激しく、本当にここでオリンピックをやるの?というのが第一印象だった。一方のんびりマイペースの生活態度は我々せっかち人間をイライラさせるが、考えようによっては極めて人間的な生活を楽しんでいるようにも見える。

中央には天井からキリスト像が吊下げられている。

ポン・デ・アスーカル

内部に祭壇があり周りは大きなステンドグラスで飾られている。

コルコバードの丘

街の東は端、大西洋に突き出た小さな半島にキリスト像の反対から街を見渡す標高400mくらいの山がある。
ポン・デ・アスーカルとはポルトガルの菓子の名だそうだ。
この山は細く尖った独立峰であるため、隣の山を経由して2段のロープウェーで登ることができる。

リオの街に入ると先ず目につくのがコルコバードの丘と呼ばれる海抜700mほどの山の頂上にに立っているキリストの像だ。この近くへ登るには裏側に今では日本で見られなくなったアブト式の鉄道がある。

街のどこからも見えるこの像は両手を広げて街全体を威圧している。このようなキリスト像はペルーのクスコにもあった。もっと他の街にもあるのだろう。
植民地時代の原住民へのこけおどしだろうか。我々にはちょっとグロテスクに見えるが、ヨーロッパ人には人気があるらしくいつも周りでは観光客が競って写真を撮っている。

メトロポリターナ大聖堂

街の北側にピラミッドのような奇妙な建物がある。これが大聖堂である。

ケーブルの途中では大きな実をぶら下げた木がたくさんあった。この国は天から木の実が降ってくるので贅沢言わなければ働かなくても食べ物にはありつけるのだそうだ。だから労働意欲が薄いとか。

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