タジキスタン

2010年5月ウズベキスタンのサマルカンドを訪れたついでにタジキスタンのペンジケント遺跡を見た。
タジキスタンは人口700万人であるが、パミール高原西側に広がる山岳地帯のため人口密度は低い。昔シルクロードの隊商として活躍したソクド人の末裔の国と言われている。わずか数時間の滞在で一国を評価することはできないが、あまり目立った産業もなくウズベキスタンよりは貧しいように思えた。ウズベキスタンへ出稼ぎに行く人も多いようだ。
サマルカンドから約1時間道中はのどかな桑並木がつづく。ところが国境には厳しい警備がひかれ写真はダメ、事務は超スローモーやりにくいところだ。

日本の奈良時代とよく似ている。

遺跡のそばに発掘品を並べた博物館がある。中身はあまり多くはないが、発掘された壁画には往年の繁栄が覗われる。中には一人だけ遺跡に詳しいおじさんがいたが、他の職員は殆ど展示品について知らないようだ。というより土産物を売るのが仕事のようで買え!買え!とつきまとわれた。

遺跡のシンボルらしい

激しい戦いの様子も描かれている。

遺跡の入り口にはこの遺跡の発掘に人生をかけたといわれる西洋人らしい人のお墓があった。

遺跡といっても言われてみたら人工的な地形ではあるがただの土盛にすぎない。日干しレンガの建物はいずれこのように自然に帰るのだろう。
世界遺産への登録を狙っているというが、これでは保存ができそうにない。

驚いたのは遺跡から眺める居住地域の眺めの素晴らしさだ。遺跡は小高い丘の上にあり、居住地域は低い平らな所にある。過去1000年にわたって居住地の人々は丘の上に遺跡があることを知らなかったというから不思議だ。この見晴らしのいいところへだれも来なかったのだろうか。

古いコーランのようなものも

案内図もあるにはあるが、見学の参考にはなりそうにない。

帰路バスが立ち寄ったガソリンスタンド。金属製のタンクに入れて一本いくらで売っている。ジーゼルでいリッター70円くらいだ。

給油はこのようにしてじょうごで入れる。掃除や給油など雑用をするのに運転助手が付いている。

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