ウルグァイ(コロニア・デル・サクラメント)

2013年9月ブエノスアイレスを訪問したとき、日帰りでラプラタ川を渡ってウルグァイへ行った。この国は元々ポルトガルの植民地として始まったが、その後ラプラタ川が内陸へ船で入るのに都合がよいので、戦略的にスペインが狙い、再三戦いがあったそうだ。
結局スペインが勝ち取ったもののアルゼンチンとブラジルが独立するとき、双方の緩衝地帯としてイギリスが介入してウルグァイを独立させた。ブラジルとアルゼンチンが戦争をしないように、また逆に手を組んで超大国にならないようにという戦略的意味もあったらしい。言語はスペイン語である。ウルグァイの首都はモンテビデオであるが、訪れたのは世界遺産のコロニア・デル・サクラメントだけである。

街全体が石垣で囲まれ城塞のようになっている。

道路の作り方も混在している。スペインは敷石が荒く道路の両側に水はけの水路がある。ポルトガル風は比較的平らに作ってあり、道路の真ん中に水はけ水路がある。

各所にタイルの案内標識がある。これはポルトガルが「得意とするところだ。

街の大半はスペイン風だが

家の屋根が低いのもポルトガルの特徴だ。

家並はスペイン風とポルトガル風が混在している。

街の中心には灯台がある。見張り台の役目もあったのだろう。

この街は度重なる攻防のため石垣で囲まれた跡が生々しく残っている。町の入り口には石の門とはね橋のある堀で囲まれている。

石垣には今も大砲が置いてある。

街の中心部に古い教会がある。大航海時代の物だろう。

教会の中は極めてシンプルなものだが、

骸骨をもつサン・フランシスコの像があった。何を意味するのだろうか。

お祭り好きの民族らしく学生が何やら大騒ぎしていた。

街はずれに古い闘牛場もあったが、今は動物愛護とかで使われていない。

ラプラタ川の河口付近は川幅が200km以上あるそうだ。湾なのか河口なのかよくわからないが、ブエノスアイレスからサクラメントまでは約90km、双胴の高速船で1時間半くらいかかる。
行も帰りもこの船は満員だった。

乗船時に出国手続きと相手の入国手続きをする。
この時両国の役人が机を並べているのだが、仕事は別々だ。長蛇の列を並んでやっと出国手続きをしたらまた次の列の最後尾に並んで入国手続きをする。双方の役人の机は1mもj離れていないのに。
これがアルゼンチンでもウルグアイでも行われるのだ。全く非能率。

南北アメリカ